横浜発!日本のイイとこ全部見せます!日本に生まれてよかったfromざんぎりヘッド

「ざんぎり頭を叩いてみれば文明開化の音がする」。日本は最近元気がないけど、捨てたもんじゃないぜ!「日本人でよかった」と心から思える・誇れる豆知識を仕入れてお届けします!明日からはあなたの頭も文明開化の音がするかも!?

欧州にはない木造廃墟がみせる「wabisabi」。

四季の変化がめまぐるしく、風水害、地震など建築物が崩壊する要因が多く、基本的に木造の日本家屋は国宝級の神社仏閣を除いて、スクラップアンドビルドの概念が支配しています。

 

その中で何らかの理由で取り残された建物も、荒廃は石造の建物に比べてはるかに早く、往時の姿を打ち消すかのように朽ちて、やがては緑に飲み込まれて消滅する。

この流転する姿は日本独自の仏教的死生観と呼ばれるもの。

「諸行無常」を具現化するもので、平家物語、方丈記、奥の細道から「荒城の月」にいたるまで、消え行くもののはかなさ、その美しさが日本人の美意識の根底にあるといえます。

 

それがジャポニズムの根幹をなし広くヨーロッパの人々の琴線を振るわせたのかもしれません。

「日本の木造廃墟が持つwabisabi(侘び寂び)の感じがたまりません。母国では木造建築の廃墟を見ることができませんからね」

東京在住14年のフランス人SE、ジュディー・メオー氏は日本の廃墟が刻々と姿を変えるところに魅力を感じている。

 

「母国の廃墟はたいていはガランドウで、多くがグラフィティ(落書き)に溢れており、そこでガスマスクなどをつけて記念写真を撮影するといったスタイルが昨今の廃墟探索の主流ですが、僕はあんまり興味がありません。今はストーリー性があってかつフォトジェニックな日本の廃墟を探索し続けています」

 

次回はwabisabiの対極にある「極彩色」の廃墟について考えていきます。

次回もお楽しみに!