横浜発!日本のイイとこ全部見せます!日本に生まれてよかったfromざんぎりヘッド

「ざんぎり頭を叩いてみれば文明開化の音がする」。日本は最近元気がないけど、捨てたもんじゃないぜ!「日本人でよかった」と心から思える・誇れる豆知識を仕入れてお届けします!明日からはあなたの頭も文明開化の音がするかも!?

君が代は楽曲的に「よく出来ている」。『上を向いて歩こう』&『恋するフォーチュンクッキー』と同じ?

今回取り上げるのは、楽曲としての君が代。

前回予告どおり、やや専門用語が増えてくるかと思いますので、そのつどフォローを入れつつ進めたいなと思います。

 

それではさっそくいきましょう。

 

君が代の音楽的な特徴ですが、以下のようにまとめることができます。

 

1.ヨナ抜き

2.律音階

3.律音階とヨナ抜きの合体

4.2小節ごとのフレーズ

5.ユニゾンで始まりユニゾンで終わる

 

ということでさっそく「何これ?」と思われる用語・ヨナ抜きについてです。

ヨナ抜きの音階とは、日本固有の五音音階のことで「四七抜き音階」とも表記します。

さらにわかりやすくいうと、ドから始まって4番目と7番目の音、つまり「ファ」と「シ」を使わない音階のことなんですね。

参考までにこの「ヨナ抜き」が使われている最近の楽曲としてはAKB48の『恋するフォーチュンクッキー』、古くは坂本九さんの『上を向いて歩こう』などがあります。

 

君が代ではファがまったく使われておらず、シも1箇所しか使われていません。

上記2曲以上にヨナ抜きが多用されていることがわかります。

 

そしてヨナ抜きと率音階の合体についてですが、ここでも律音階の説明が必要ですね。

律音階とは雅楽で一番よく使われている音階を採用しているもので、ドから始まってミとシがないんですね。

つまり「ドレ ファソラ ド」というのが率音階。

ところが君が代はそもそもスタートがレから始まることもあり「レミ ソラシ レ」となります。

 

ややこしいですがトータルとしてはヨナ抜きを中心に、部分的に律音階を織り交ぜているのが君が代。

とはいえそこまで珍しいお話では実はないんですね。

アジアで古くから広く用いられている音階は、下のドから上のドまでの7つの音で構成するのではなく、5つで構成することが多く、日本人もそれに慣れ親しんできました。

 

とはいえ、結果として西洋音楽に最近の日本人は慣れていることもあり、君が代を聴いたときに、ギャップというか違和感を感じるわけです。

 

次回は君が代のもつ「メロディライン」がいかに優れているかについてみていきます。

3部作でお届けしますので、あと2回このテーマですが、ぜひお付き合いください。