横浜発!日本のイイとこ全部見せます!日本に生まれてよかったfromざんぎりヘッド

「ざんぎり頭を叩いてみれば文明開化の音がする」。日本は最近元気がないけど、捨てたもんじゃないぜ!「日本人でよかった」と心から思える・誇れる豆知識を仕入れてお届けします!明日からはあなたの頭も文明開化の音がするかも!?

君が代はどうやって誕生したのか?ルーツに迫る(2)!

前回に引き続き、君が代のルーツを追っていきましょう。

珍しい、といいますか、おそらくご存知の方は少ないであろう、当時の君が代の英訳からさっそく見ていきます。

 

A thousand years of happy life be thine!

Live on,my Lord,till what are pebbles now,

By age united,to great rocks shall grow.

Whose venerable sides the moss doth line.

 

というわけで、これだけみても「わからん!!!!」というあなた(いやわたしもか)のために日本語訳も。

 

汝の治世がしあわせな数千年であるように

われらが主よ、治め続けたまえ

今は小石であるものが、

時を経て集まりて、大いなる岩となり

神さびたその側面に苔が生える日まで

 

現代の君が代と似ている部分もありますが、2行目あたりは大日本帝国憲法下ならでは、といったところで、さすがに今の君が代にこのフレーズはありませんね。

 

国歌のメロディを発注されたフェントンですが、そのできが思いのほかよくありませんでした。

そこで、政府はあらためて宮内省雅楽課に作曲を依頼。

そこで作られたメロディこそが、現在使われているもの。

ベースはもちろん雅楽です。

 

作曲者は、公的には楽長の林広守ということになっていますが、実のところは、その息子の林広季と奥好義の合作であるらしいです。

 

と、これで君が代完成のように思えますが、まだ話には続きがあります。

 

君が代の美しさの秘密に「和声」の見事さがあります。

和声とは、西洋音楽理論の用語ひとつで、シンプルにいってしまえば「和音」のこと。

日本古来の音楽には、本来「和音」は存在しません。

すべてユニゾン(同一音)で作られています。

 

宮内省が作ったメロディも主旋律のみでした。

そこに「和声」をつけたのは、日本人ではなく外国人。

フェントンの任期満了にともなって来日したドイツ人音楽家・フランツ・エッケルトです。

 

エッケルトは、単に和声をつけるだけではなく、「君が代」の出だしと終わりをあえてユニゾンにしました。

後に「催馬楽(さいばら)」という平安時代の流行歌をヒントにしたことがわかっています。

 

そして外国人の中でもとりわけドイツ人に「君が代」のウケがいいとのこと。

もしかしたら、フランツ・エッケルトがスパイスを加えた曲であることを、本能的に本場ドイツ人は知っているのかもしれませんね。

 

次回は誰しも気になるが、あえてググらないであろう「さざれ石」について。

道端にころがっている石なのか。

はたまた庭園にあるような大きな石なのか。

謎は深まるばかりですが、次回解明しますので、ぜひお付き合いください!