横浜発!日本のイイとこ全部見せます!日本に生まれてよかったfromざんぎりヘッド

「ざんぎり頭を叩いてみれば文明開化の音がする」。日本は最近元気がないけど、捨てたもんじゃないぜ!「日本人でよかった」と心から思える・誇れる豆知識を仕入れてお届けします!明日からはあなたの頭も文明開化の音がするかも!?

シンカンセン、タイ&インドが導入したワケとは?

日本の高速鉄道への信頼性。

それはこの話に集約されているともいえるでしょう。

 

2011年7月。

中国の高速鉄道事故が起きたときに、台湾高鉄の担当者はこう言ったそうです。

「日本と同じシステムを使っているから、中国のような事故はありえない」と。

 

ただ、完成度の高さゆえに仇になる話もあります。

本来、パッケージとして日本の鉄道技術を導入してもらいたいところですが、先述の台湾でいえば欧州と日本の混在のシステムになっています。

 

なぜこんなことが起きるのか?

日本は世界と比較しても特異な特徴を持っているんですね。

それは「都市部に人口が集中しすぎている」こと。

5分に1本、あるいは3分に1本レベルのちみつな運転がそもそも海外で必要とされるケースが少ないんですね。

 

また、日本ほど正確なダイヤも求めれられていないこともあり、日本の高度な完成度の高い鉄道技術をパッケージごと導入する必要性がそもそもないわけです。

 

またコスト面でも苦戦しています。

インドネシア・ジャワ島に建設される予定の高速鉄道ですが、日本リードと見られていたレースも、終わってみたら中国に受注を奪われました。

ただ、中国の高速鉄道の技術自体、日本や欧州のものを取り入れて開発しているわけで、それを格安で輸出、というのは倫理的にいかがなものかとは思います。

まあ、倫理が通用する相手でもないのでそこは置いておきましょう。

 

いずれにしても性能・クオリティでは群を抜いているわけです。

コストの問題 さえクリアできれば、世界初の高速鉄道を極めて安全に運用してきたノウハウ・技術は世界を相手にしても負けないわけです。

 

そんな中、インドが日本を選んだ理由が「安全性」。

鉄道が重要な移動手段となっているインドでは、老朽化がいちじるしく事故が増えていました。

毎年4000人以上の死者が出ているとのデータもあります。

そこで、日本政府が新幹線だけではなく、インドの鉄道会社全体に技術協力を約束したことで、インドが日本を選ぶ、という決め手になりました。

 

そのほか、2015年にタイ、さらにアメリカのカリフォルニア州のロサンゼルス~サンフランシスコ間やシンガポールとマレーシアのクアラルンプールをつなぐ長距離線にも新幹線導入に向けて交渉が続いています。

 

これを輸出新幹線と呼んでいるわけですが、安全が売りなのは世界各国当たり前ながら、「本当に」安全な新幹線を持つ日本の技術力、まだまだ底力はありますし、捨てたもんじゃありません。

 

東京オリンピック後に下降線をたどるといわれる日本経済。

はたして浮沈のカギを握ることになるのか。

そこも含め、今後も新幹線、また輸出新幹線の動向にぜひ注目してみてくださいね!

 

次回は新幹線シリーズ最終章。

「どこまで速くなるんだ?世界最速の時速○○○kmをマーク!」とお届けします。

最後までぜひお付き合いください。