横浜発!日本のイイとこ全部見せます!日本に生まれてよかったfromざんぎりヘッド

「ざんぎり頭を叩いてみれば文明開化の音がする」。日本は最近元気がないけど、捨てたもんじゃないぜ!「日本人でよかった」と心から思える・誇れる豆知識を仕入れてお届けします!明日からはあなたの頭も文明開化の音がするかも!?

「詰める」美学とパッケージングこそ日本のBENTOの真髄!

日本の弁当文化がなぜ世界を魅了しているのか?

株式会社ホオバル代表で中1のころから30年以上にわたり弁当を作り続けている野上優佳子さんの意見を見てみましょう。

 

「10年以上前にアメリカのミシガン州に一年ほど住んでいたことがあるのですが、その当時は日本式の弁当は知られていなくて。ランチの時間にクラスメイトがお弁当を見に来るって娘たちが言ってました。この中に卵も野菜もお肉も入っているのって?」

 

野上さんは、ひとつの枠の中に「詰める」美学が弁当を魅力的にしているのではないかと分析しています。

パッケージングこそが弁当の本質ではないか、と。

 

「ミシガンのクラスメイトにもランチを持ってくる子がたくさんいるんですけど、ひとつの箱に入っているということはないんですよね。パンはパン、サラダはサラダ、みたいに別々なんです。それらを箱に全部入れるっていう発想はなかなかないんです。余談ですが、アメリカらしいなと思ったのは、ポテトチップスケースがあることでした(笑)」

 

そして「詰める」に加えて、もうひとつ、海外の弁当事情と日本が異なる点があると言います。それは「なぜ弁当を作るのか?」ということ。

 

「世界各国で日常的にお弁当を持参している方々って、仕事上、昼ごはんを食べに出歩けない環境の人たちが多いんです。マイナス部分を補完するためのお弁当です。それが日本になると、健康のため・節約のためというポジティブな目標のためになっているんです」

 

コンビニやスーパーのお惣菜がレベルアップし続けていても、弁当つくりが衰退しないのは、外食が充実すればするほど「何を家族に食べさせているか知っておきたい」というお母さんの気持ちが大きくなっているとも野上さんは指摘しています。

 

「いまお弁当界は、中身もハードも一周廻って原点回帰している感じがしています。『何を口にしているかを知る』から始まって、弁当箱も1段弁当がまた復活しつつあります。かばんの中で邪魔にならない薄い・スリムなものが流行っていたんですが、オーソドックスな形にユーザーの気持ちが向かっているようです」

 

世界をリードしているお母さんのお弁当。

これからどこへ向かうのか?

わたしは男性。食べる側だけにのんきなものですが、楽しみですね!

 

次回はこの企画の最終回。

「海外の人たちは日本のお母さんの作るお弁当、そして弁当箱をどう見ているのか?」

ナマの声をお届けします!

次回もお楽しみに!