横浜発!日本のイイとこ全部見せます!日本に生まれてよかったfromざんぎりヘッド

「ざんぎり頭を叩いてみれば文明開化の音がする」。日本は最近元気がないけど、捨てたもんじゃないぜ!「日本人でよかった」と心から思える・誇れる豆知識を仕入れてお届けします!明日からはあなたの頭も文明開化の音がするかも!?

アニソンの帝王は井の中の蛙?1980年代はアニソンの価値が低かった。

1982年にはレコードのトータルセールスが700万枚を超えた水木一郎。

ですがいくら売り上げを上げても、普通のヒットチャートには表示されませんでした。

アニソンというジャンルがまだ確立されてなかったんですね当時は。

 

アニメは子供が見るものだから。

アニソンは子供が聞くもの=子供だまし。

という世間の思い込みによる差別があるのではないか。

 

「『ズババババーン!』とか『ゼーット!』といった雄叫びが目立つかもしれないけど、歌詞には大事なメッセージが詰まっているんですよ。音楽的にもジャズやロック、ラテン、演歌とか、いろんな音楽的要素が入っていて、子供の感性を広げるきっかけになるし、一時的なセールスが目的じゃないから普遍的なよさがある。いま聞いても古びてないでしょう。そういうことを理解してくれる人もいましたけど、まだ少数派だった。それで、このままじゃダメだろうという反骨精神、というか使命感が生まれたんです。もっとアニソンのよさを世の中に伝えていかなきゃって」

 

そんな忸怩たる思いを抱きながら歌い続けていた水木に転機が訪れたのは19991年。

アニメからではなくゲームからでした。

 

2015年にも最新作が発売された「スーパーロボット対戦」シリーズ。

アニメの主役たちが集結して、地球の敵を倒すゲームなんですがいろんなアニメの主人公が一同に会していることで人気があるんですね。

その対戦中にそれぞれのアニメの主題歌が流れることから、1997年には水木たちアニソン歌手が集まって『スーパーロボット対戦 ボーカルコレクション』を発売。

 

その結果、現在の「スーパーロボット魂」というイベントにまで発展しました。

このときに「アニキ」というコールが生まれたとのこと。

 

そしてそんな動きに呼応するようにテレビも動きました。

テレビ番組にアニソン企画が組まれるようになりました。

番組では歌声や名前はよく知られていても、表に出ることのなかったアニソン界の大御所たちが多数出演。

 

当然、水木にもオファーがあったが、出る番組にはこだわったといいます。

 

「『なつかしのアニメソング』とか『なつかしのあの人』みたいな番組には出なかったと思う。なぜなら、僕はずっと現役ですから。だけど温故知新というか、僕らが歌ってきたもの、作ってきたもののよさを尊重して、新しいものを作っていこうという姿勢の番組には喜んで出ました」

 

以前、『深夜特急』を読んでいたときに、沢木幸太郎さんと高倉健さんの対談が巻末についていたんですね。

そのときに「南極物語の撮影に比べたら、テレビCMとか、ちょこっと出れば稼げるってわかってるんですけど、よう出ないんですよ」という高倉さんのコメントがあったのを、これを見てふと思い出しました。

 

お金じゃないんですよねここまで来ると。

 

次回は、アニソンが世界でどう評価されているのかについて迫ります。

ある意味、日本以上の認知度、評価を得ているのが海外です。

次回はそんなお話。

 

最後まで本日もお読みいただきありがとうございました。