横浜発!日本のイイとこ全部見せます!日本に生まれてよかったfromざんぎりヘッド

「ざんぎり頭を叩いてみれば文明開化の音がする」。日本は最近元気がないけど、捨てたもんじゃないぜ!「日本人でよかった」と心から思える・誇れる豆知識を仕入れてお届けします!明日からはあなたの頭も文明開化の音がするかも!?

滞在日数が決定的に違う。澤の屋旅館にみる日本人と欧米人の違いとは?

わたしが好きな本の1つが沢木幸太郎さんの「深夜特急」。

その中に「日本人で旅先で死ぬことを考えて家も処分して旅に出たのは松尾芭蕉くらい」といった対談が出てきます。

たしかにわたしも含め、海外・国内問わず「○泊○日」といった形で基本予約はしますし、延長する人もあまりないように思えます。

 

そういった意味で、旅行とは何か?と考えさせられるのが欧米人の日本での滞在日数です。

今回は前回から引き続いて「澤の屋旅館」にリピートしている外国人、特に欧米人の観光客についてみていきます。

 

2008年、ということでかなり古いデータにはなりますが、澤の屋旅館に滞在していた欧米人観光客の旅行の全日程が22日。

これだけでも日本人からすると「長期」に思えます。

そのうち日本滞在が15泊。

 

時間の余裕が決定的に日本人とは違うわけですが、これは経済格差によるものなのかどうか?

「滞在日数は今もあまり変わりなくて、先日は『7ヶ月です』というご夫婦もいらっしゃいました。予定を決めてくるかどうかも調査したんですが、9割がた決めてくるという方が23%、東京に来てから何をするか決めるケースが多いんです。まったく決めずに来ると答えた方も11%いらっしゃいました」

澤の屋旅館・主の弁です。

 

余裕のある旅が主流になるため、スタッフの顔が見える安心感や、観光地化されていない素の東京に触れられる谷中という土地柄が支持される土壌があったわけなんですね。

 

「澤の屋」に滞在する外国人の訪日理由トップ5をみると、有名観光地に行きたい、というより、東京という場所やそこへ住む日本人への関心が強いことが見てとれます。

高級ホテルに比べて長期滞在するにもコスパがいいから澤の屋が流行った、という意見も当時はあったそうです。

 

ただ、澤の屋が瞬く間に人気になったのはもちろんその理由ではありません。

次回はその秘密と、滝川クリステルなどが言っていた「おもてなし」と、はたして何が違うのか、くわしく見ていきます。

 

予断ですが、この記事を書いているのが2017年10月21日。

まれに見る巨大台風が日本列島に接近しているとのこと。

みなさんもお気をつけて。

首都圏は週明け月曜日が大荒れ、ということが予想されていますので、電車のダイヤ、めちゃくちゃになりそうです。

 

というわけで次回もお楽しみに!

最後まで本日もお読みいただきありがとうございました!

外国人観光客を受けいれて30年の歴史を誇る東京・谷中の「澤の屋旅館」の魅力とは(1)?

東京は谷中の家族経営旅館が外国人に人気を博しています。

外国人観光客を受けいれてから30年という老舗。

 

それが「澤の屋旅館」です。

 

少し古いデータですが2013年の年間部屋稼働率がなんと94%。

そのうち90%が外国人観光客、かつ30%がリピーター、という脅威の数字をたたき出しています。

 

部屋はすべて和室、バストイレつきはわずか2部屋のみで、ほかは共同浴場・共同トイレという、外国人にはややつらい設定にもかかわらず、厚い支持を受け続けています。

 

1982年。

澤の屋が外国人観光客を初めて受け入れた年です。

このブログをお読みの方の中には、ひょっとしたら、というか、生まれていないよ、という方もけっこういらっしゃるかもしれません。

年間180万人程度しか当時は外国人観光客がいなかったこともあり、このチャレンジはリスクがかなりあったのではないか、と個人的には感じます。

 

「初めて日本のガイドブックを出したのは『Lonely Planet Japan』ですが、それが出版されたのが1981年。つい30年前までは東京のガイドブックすら存在していなかったんです」

澤の屋旅館の主・澤功氏のコメントです。

 

東京が観光地として紹介されはじめたばかりのころに、外国人観光客を受け入れ始めたわけですが、わずか3年で部屋稼働率90%を達成。

 

家族旅館が外国人旅行者に向いているのか?と聞くと、それは違うと。宿は旅の目的を達成させるための手段だというんですね

 

ここに日本人と外国人の旅行というものに対する概念の違いがあるな、と思います。

 

なぜこんなコメントが外国人観光客から出てくるのか。

それは次回のお楽しみにとっておきましょう。

寒い日がいきなりやってきた2017年10月。

体調を崩さないようにがんばってあと3ヶ月弱、乗り切っていきましょう!